就労継続支援B型の衣類整理と梱包は置き場から
衣類整理や軽作業、梱包作業は、手先の速さだけで決まるものではありません。就労継続支援B型では、まず「どこに置くか」「何を先に見るか」が分かると、作業の不安が小さくなります。ビッグハートでは、地域から預かった古着・古本を使い、リサイクルとEC出品につながる実務を、低い負担から少しずつ練習しています。
目次
- 衣類整理は置き場を分けると迷いにくい
- 軽作業は短い手順で「できた」を増やす
- 梱包作業は相手に届く前を考える仕事
- 見学・体験で自分のペースをたしかめる
1. 衣類整理は置き場を分けると迷いにくい
衣類整理で最初につまずきやすいのは、「次に何をするか」が見えないことです。たとえば古着なら、たたむ前に汚れ、サイズ、種類を見ます。上着、ズボン、小物を同じ場所に置くと、探す時間が増えます。
作業台の上では、未確認の衣類、確認済みの衣類、梱包へ進む衣類を分けるだけでも動きやすくなります。難しい名前を覚えるより、目で見て分かる置き場があることが助けになります。
2. 軽作業は短い手順で「できた」を増やす
就労継続支援B型の軽作業では、服をたたむ、スタンプを押す、メッセージカードを作る、清掃をするなど、いろいろな仕事があります。全部を一度に覚える必要はありません。
私たちは、一人ひとりの得意・苦手に合わせて作業を組み立てます。週1日から相談できるため、体調に波がある方も始めやすい形です。「できない」からのスタートでも大丈夫です。小さな作業を重ねることで、自分に合う仕事が見つかりやすくなります。
3. 梱包作業は相手に届く前を考える仕事
梱包作業は、袋や箱に入れるだけではありません。ヤフオク・メルカリなどのネット販売では、商品撮影、出品、梱包、発送準備までがつながっています。衣類なら、しわを整え、向きをそろえ、相手が開けたときに見やすい状態にします。
ここで大切なのは、速さより確認です。商品とカードが合っているか。袋の口が開いていないか。宛名を貼る前の準備ができているか。こうした確認も、仕事の大事な一部です。
4. 見学・体験で自分のペースをたしかめる
就労継続支援B型を考えるとき、「毎日通えるかな」と心配になる方もいます。ビッグハートでは送迎サービスを行い、営業時間は10:00〜16:00です。1/1・1/2を除き、土日は訓練を兼ねたレクリエーションもあります。
衣類整理、軽作業、梱包作業は、生活の中の練習にもつながります。買い物訓練では計算や会話も使います。見学や体験で、作業の音、広さ、人との距離をたしかめてみてください。焦らず、自分のペースで一歩を選べる場所であることを大切にしています。
